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LEGO 12V Train Series (Blue Era)


遠隔操作の実現
1969年に入りレゴトレインは早くも遠隔操作、すなわち鉄道模型と同一の
トランスシステムをトレインラインに投入しました。
普通に考えればレールから給電するのが最も簡単な構造であるはずです。
しかしながら1966年に登場した4.5Vシリーズのレールはプラスチック製であり、
発売からたった3年しか経過していないレールシステムを自ら否定、もしくは新しく
構築することは自己矛盾があったのでしょうか、この新しい12V遠隔操作システムには
レールの中央に集電専門の別のレールを設置する方法が採られました。


これはその新しい12Vシステム専用に発売されたコントローラーです。
このコントローラーから集電レールへと電気が供給されます。


これは集電レールです。画像をみるとこれ単体がレールであるかのような
錯覚を起こしてしまいそうですが、これはあくまでもプラスチックレールの間、枕木の中央2ポッチ
の場所に設置してモーター台車に電気を供給するだけの物であり、車輪は接触しません。



これはアイディアブック#7777の一ページですがこの画像をご覧になれば
12Vシステムがいかにして電力を供給しているかが分かるのではないでしょうか。
画像のレールそのものはグレー色の後の時代の物ではありますが、
プラスチックレールの中央に金属の集電レールが設置されているのがはっきりと確認出来ます。

このようにして12Vシステムは既存の4.5Vプラスチックレール保持者でも簡単に12V遠隔システムを
導入する事が出来るように共通のレールを用いたシステムとして発売が開始されました。
もちろんポイントや十字クロスレールなどの複雑な電気システムが必要とされるところ
に関しては12Vと4.5Vの共通部品はありません。しかしながら同じゲージ幅で、しかも
新たに給電レールを買い足せば12Vにステップアップ出来るという構造は、
レゴの有機的な繋がりや会社としての製品に対する一貫した持続性が感じられ
消費者にとって非常に有意義なことであると思います。
またそれは今日の9Vシリーズにも受け継がれていて、4.5Vの車輌でも
9Vシステムを走行することが出来るように4.5Vも12Vも9Vも、レール幅(ゲージ)は
6ポッチで統一されています。



遠隔操作によって更なる自由度を得たレゴトレインは青レール時代の混迷期に様々な
試行錯誤を経て、いよいよシステムとして完成の領域に達するGray Eraへと突入していくことになりました。


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